2015_2.20

快晴。師匠譲り受けの無印のセミダブルベッドの置き場問題を解決すべく、ここ数日間は店長らと交渉。ポアンカレ書店の2階はダメだったが1階の倉庫に置けることに。昨日、倉庫内を片付けてスペースを確保。運搬は最初の予定では店長のクルマの上に載せて運ぶはずだったが、ベッドが屋根よりもかなり大きくはみ出そうとのことなので断念。今度の日曜日に軽トラを借りてヨネさんと運ぶ予定になっていた。が、天気予報は雨でしかも降水確率90%。雨の中運ぶのもちょっと、と思っていたところ今日昼前に急きょ「今日やっちゃおう」と思い立つ。ちょうど仕事が休みのAに電話。二人で運びたい旨を伝える。自信は無さげだったがとりあえず挑戦してみることに。すぐに近所のレンタカー屋に電話で軽トラを今日借りたいと告げる。しかし夜まで予約あり。別のレンタカー屋にも電話。他店舗になら空きアリというのですぐに予約。しかし、すぐに折り返しの電話が。AT車が車検に出ているらしく、MT車しかなかった、と。かなり悩んだがMT車は回避することに。その後は近いレンタカー屋に片っ端から電話。結局、熊本日産レンタカーで無事予約完了。自転車で店舗まで行き、軽トラに乗ってまずアパートへ。ちょうど来ていたAとセミダブルベッドを一緒に運び出す。多少引きずりながら何とか荷台に載せる。しかも荷台サイズにピッタリ。Aとベッドと一緒にポアンカレへ。荷台から降ろして倉庫まで運んでいる途中に偶然ヨネさんが通りかかる。Aがキツそうだったのでヨネさんにバトンタッチ、手伝ってもらう。なんとか倉庫に格納。ヨネさんは急いでいたみたいですぐに次の現場へ走り去る。かなり助かった。偶然感謝。軽トラに乗り込み、ガソリンスタンドで給油してからレンタカー屋に返却。保険込み3時間で5610円。当初の予定より少し高くついたがすぐに借りられた上にベッドも載せられたし、満足。Aも重労働を手伝ってくれて感謝。まだ15時半ぐらいだったので街まで散歩。ブラブラし、サンマルクカフェでお茶。みやはらで鍋の具材を買って帰宅。午後6時頃、準備を始めようとしたら師匠から電話。奥さんとあおちゃんは少しの間お出かけ中、弦ちゃんと二人だが、風邪をひいて寝込みかけている、ベビーシッターお願い、との依頼。まだお腹は減ってなかったのでAと師匠宅を訪問。二人で弦ちゃんとトイ・ストーリーを観ながらトミカで遊ぶ。途中、クローブをお裾分けしてもらったり、マティスのカットアウトを研究した方がいいとの助言などもらう。午後8時まで過ごす。フーさん、あおちゃん帰宅と同時においとまする。来週25日に京都に帰る前の壮行会をやってもらえることに。アパートに帰って餃子鍋。ヤッサのブルーレイを観ながら。今日はふと思い立ったところから色々とタイミングが噛み合った良い1日だった。

2015_2.14

昼前から1時間半ほど貼り絵。ドラム缶とその中で燃えている火や灰を製作中。もう少し時間がかかりそうだが着実に進んでいるはず。辛抱してやっていこう。昼過ぎ、文林堂へ。「新町二丁目」(胡丁)の額装がまだだったので額縁を買いに行く。今までマットを入れて額装するタイプの額縁しか使えないと勝手に思い込んでいたが、店員さんに話を聞くとマットなしverだと額に余白を作らずピッタリ納められるらしい。どんな感じになるか気になったのでマットなしを見せてもらう。実際に貼り絵を額に入れてもらったりを繰り返して、バシっときた額縁を購入。厚めの濃い茶色ベースに金色のラインが入ったシックで重厚感ある額縁。これはいい。しれっと消費税分をまけてくれて3000円でおつりが帰って来た。上機嫌な帰り道、ちょうど胡丁の前に1人の板前さんが出てきていたので、額装したばかりの貼り絵を見せる。呼び止めてからいきなり箱を開け出したので最初はきょとんとされたが、見せると、おぉすごい!と驚いてくれた。題材にしていただいてありがとうございます、と笑顔で返され、ついつい夜灯る店の明かりの素晴らしさを熱弁してしまう。貼り絵はその明かりを描いているといっても過言ではない。あの明かりがあったから制作に取りかかったようなものだ。ではまた、と挨拶を交わし、帰宅。やはり、面白いことが起きている。

2015_2.13

昼過ぎ、近くの印刷会社へ。ドローイングなどのスキャンを個人からの依頼でも受注していると聞いて。処女作やかんを持って行く。しかし、木枠の厚みがありすぎるため、肝心の貼り絵部分を読み取れない、らしい。スキャンを請け負ってる他の会社でもおそらく無理だろう、と言われる。残念。スキャンは諦めて、撮影にトライするしかなさそう。

昼2時からポアンカレの店番。夕方、店長夫婦と連絡を取り合っている加地さんという女性が来店。4月からWeb文芸誌を仲間と立ち上げるらしく、タブレットで仮のページを見せてもらう。5月に芥川龍之介の「地獄変」を掲載予定らしく、そこに一緒に載せる絵をぜひ作ってほしい、との依頼をふいに受ける。正直地獄変を読んだことはないが、あらすじを聞く。主人公の絵描きが実際に自分の目で見たものしか描けない、という設定を聞いた時点でやろうと思った。短編だが小説が全く読み進められない性分なのでオーディオブックか何か他の方法でじっくり頭に入れたい。春先、京都でとりかかろう。最近いろいろ動き出していてワクワクしている。夜7時、ポアンカレ閉店。