2015_1.31

朝から洗濯。干し終えてからDVDで映画「陰日向に咲く」鑑賞。昼食後、電話が。今度創刊予定の新雑誌「ろびんそん」に貼り絵を掲載しようと、師匠でもあるこの雑誌の坂口恭平編集長から話をもらう。毎月ヤバい貼り絵を作ってくれ、と言われたので「はい」と二つ返事で引き受ける。電話を切ってからふと考える。毎月ヤバい貼り絵を1つは作らないといけない。いや、そう考えると変に力を入れてしまったり、何かを意図した変な方向にいってしまいそうな気がしたので、やはり自然体で作ろう、もしそれがヤバくない作品だったら載らないだけ、とだけ思っておこう。変に力んではダメな気がする。何より1作目の「やかん」は、それまで書き続けて6万字ほど溜まっていためまい療養機が全く面白くない!とシャットアウトされて、落ち込んだ状態のまま、何も考えずに段ボールに作り始めた無意識の作品である。使う紙もゼロセンターにあった紙袋がメインで、段ボールに作るもんやから後半、端の方はぺっちゃんこに潰れていたり、今考えるとよく完成したな、と思うほど。しかし、そのやかんが周りの人にとっては特に印象に残っているようだから面白い。一番最初に売れた作品でもあるし。とにかく、あまり気張らずにふっと肩の力を抜いてコツコツ作っていくしかない。夕方、早速「文林堂」へ。以前、貼り絵「熊本港」の額装のとき、アクリルパネルを教えてくれた笑顔の素敵な女性店員(60代?)に、ちょっと大きめで反らないボード、を聞いてみる。すると、麻紙ボードを教えてくれる。厚さは3~4ミリ位。イラストレーションボードよりも頑丈でこれは反らなさそう。決定。F6サイズを購入(¥918)。帰り際、その店員さんに「貼り絵をスキャンしてデータにしたいけど、家庭用スキャナーもコンビニのコピー機もA3が最大で、それ以上ができないみたいなんです」と話すと、「じゃあ、この道まっすぐ行った所にある星光社さんに持っていくといい」と言う。何度かその会社の前を通ったことはあったが、何をしている会社かは知らなかった。聞くと、印刷会社らしい。しかも、個人受注にも対応しているらしく、この辺りの絵描きや作り手はその会社をよく使っている、とのこと。この店員さんからまたまた素敵な情報を教えてもらった。ひとまず自力でスキャンに挑戦してみて、無理な場合は星光社に頼んでみよう。素敵な情報さまさま。